グラビア印刷でレジャーシートを製作するにあたって是非とも覚えてていただきたい印刷方法。
レジャーシート印刷の過程では、シリンダー円周(ピッチ)が基本同じデザインを繰り返して
PPシートに全面グラビア印刷をします。
この繰り返しのひとまとまりが、ピッチです。
レジャーシートを作製する際、ピッチの意味を理解した上で、
デザイン作製に取り掛かって頂くとより良い製品に仕上がります。



デザインによっては完成した時にデザインがずれて製品にならないものもあります。
下記に悪い例、よい例を記載しますので、ご参考にして下さい。

以上のことをご理解したうえでデザインに取り掛かってください。
各ピッチの詳しい説明は下記をご参照ください。

2・3・4ピッチ

(例:900mm幅×1800mm)

例えば450mmの4ピッチで製作した場合、図のようにデザインが4つ繰り返される使用になります。同じように600mmピッチなら3つ、900mmピッチなら2つ繰り返されますので、それをふまえた上でのデータ製作をお願いします。

1ピッチ

(例:900mm幅×600mm)

繰り返しのない仕様です。ご希望のレジャーシートサイズでデータを作成してください

エンドレス柄

(例:900mm幅×600mm)

2ピッチ目の途中で柄が切れる為、百貨店の包装紙の様な、続き柄でのデータ作成をお勧めします。下記「×例」のようなデータの場合、1枚目と2枚目で違うものが出来上がってしまいます。ご考慮の上データ作成お願いします。

【サイズ・印刷ピッチ例】

900mm幅×600mm900mm幅×900mm
・400mmピッチ(エンドレス柄)
・600mmピッチ (1ピッチ)
・450mmピッチ(2ピッチ)
・900mmピッチ(1ピッチ)
900mm幅×1200mm900mm幅×1800mm
・400mmピッチ(3ピッチ)
・600mmピッチ(2ピッチ)
・1200mmピッチ(1ピッチ)の時は 1200mm幅×900mmピッチで印刷
・450mmピッチ(4ピッチ)
・600mmピッチ(3ピッチ)
・900mmピッチ(2ピッチ)
・1800mmピッチ(1ピッチ)の時は 1800mm幅×900mmピッチで印刷
1800mm幅×1800mm
・600mmピッチ(3ピッチ)
・900mmピッチ(2ピッチ)
・1800mmピッチ(1ピッチ)